2020年05月


こんにちは、運営サポートグループの新免です。

前回は、『フジファブリック』の志村正彦(2009年に急逝)が遺した「叙情性と普遍性と変態性」が溢れる楽曲の歌詞を紹介しました。

今回は、個人的に注目しているバンド 『め組』 を紹介したいと思います!


以下、『め組』オフィシャルHPのプロフィールより抜粋。

 ★ 2015年7月結成の“世界の屋根打つ雨のリズム系”バンド
 ★ ヴォーカル/ギターの菅原達也が生み出す個性豊かな楽曲
 ★ 「ちゅるりらら」や「イーシャオツーチー」などのクレイジーな合言葉
 ★ 一度観ると忘れられない熱量の高いライブパフォーマンス


これだけを見ると、不真面目なコミックバンドをイメージするかも知れませんが、、、

『め組』の中心人物(作詞作曲・ヴォーカル・フロントマン)の菅原達也は、音楽雑誌でも「天才的なメロディメーカー」と評されています。


一筋縄ではいかないポップでキャッチーな曲作りも秀逸ですが、
個性的で天才的なワードセンスやフレーズを用いて、ものすごく身近でリアルなラブソングを作詞しています。


ライブも熱量が高く、汗だくになりながら、一生懸命な想いが伝わるパフォーマンスで、不思議な幸福感をもたらしてくれるのですが、、、

今回も歌詞に注目したいと思います。


一番好きな楽曲
   『ぼくらの匙加減』(2017.10)には、こんなフレーズがあります。

“笑うポイントだったり まんまとラストで泣いたり 一緒に観た映画で だいたいそれは学んだよ 君ってわりとベタだねって言ったら怒るかな”

“閉店間際のフードコートで 100円ちょっとのハンバーガーをかじりながら君は 大した事のない今日を僕に教える”

実体験があるかと言われるとYESとまでは言い切れませんが、
似たような感覚や情景が思い浮かびませんか?


他にも、

“「お化けだぞ」っておどかして 本気になって泣いちゃって 「ごめん」って下から覗くと 笑って仲直りしたのに”
   『お化けだぞっておどかして』(2017.7)

“「さよなら」がぼやけるくらい ぎゅっとしたり相づちしてて 互いのこと知ったかぶって 真剣にふざけ合う”
   『お行儀の悪いことがしたい』(2019.10)


個性的でユニークなワード・フレーズなのに、
エモーショナルな感覚に満ちています。



最後に、、、

菅原達也が『め組』の前に組んでいたバンド『さよなら、また今度ね』の楽曲から、衝撃・ショックを受けた歌詞を紹介します。


“「箸の持ち方変だよ」って言われた時ほど恥ずかしいものなんてない なんならもっと恥ずかしいことして君を振り向かせたい”
   『僕あたしあなた君』(2013.9)


箸の持ち方に引け目を感じている人にとっては、
ドキッとさせられるフレーズではないでしょうか?

(引け目を感じている私には、痛い所を突かれたような感覚になりました。)


この写真は、昨年12月に愛娘(次女)と参加したライブハウス入口で撮影したものです!

新型コロナウイルスの影響で、多くのライブハウスが存亡の危機に立たされています。
当たり前の日常生活が、少しでも早く戻ってくることを願うばかりです。。。



運営サポートグループ
新免(しんめん)

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