2019年11月

こんにちは、運営サポートグループの新免です。

唐突ですが、私は『フジファブリック』というバンドが好きです!
...正しく言うと、『〈志村正彦がいた〉フジファブリック』が大好きです!!

ご存じの方も多いかと思いますが、
『フジファブリック』の中心人物(作詞作曲、Vo/Gt、フロントマン)であった志村正彦は、
2009年のクリスマスイブに急逝しました。

間もなく没後10年になります。

彼〔志村正彦〕が制作した楽曲は、

 〈ノスタルジックでセンチメンタル〉
 〈日本的情緒があふれるキャッチーなメロディと変幻自在なサウンド〉
 〈繊細な風景描写や実体験をモチーフにした切実な心理描写〉
 〈独創的で突き抜けた歌詞表現〉
 〈叙情性と普遍性と変態性が一体化〉

といった表現や評価を受けています。


私自身も彼の楽曲は、とても文学的で、
不思議と体験したことがなくても詞の情景が目に浮かびます。
〈叙情性と普遍性〉

※もちろん”詞“だけでなく、”曲“も素晴らしいのですが...〈「変態性」の面を含む〉


ついつい色々なシチュエーションで口ずさんでしまいます。

★新しいことを始めようと前向きな時

 ”週末 雨上がって 虹が空で曲がってる こんな日にはちょっと 遠くまで行きたくなる 缶コーヒー潰して 足をとうとう踏み出す“
  『虹』(2005.6)

 ”鍵をくるくるまわして ミントのガムを噛んで 溢れるエネルギーで 前のめりに走るんだ“
  『星降る夜になったら』(2008.1)

 ”全力で走れ 全力で走れ 36度5分の体温“
  『Sugar!!』(2009.4)


★過去を振り返って学生時代を思い出す時

 ”赤黄色の金木犀の香りがしてたまらなくなって 何故か無駄に胸が騒いでしまう帰り道“
  『赤黄色の金木犀』(2004.9)

 ”笑ってサヨナラしてから間違い探しをしていた どうしてなんだろう 間違い探しをしていた ここ何週間か僕は独りで色々考えてた“
  『笑ってサヨナラ』(2003.6)


そんな中でも私が一番好きな楽曲は、
彼〔志村〕が自分自身ととことん向き合って作った楽曲
『バウムクーヘン』(2009.5)

 ”僕は今まで傷を作ったな 自分でさえも分からない 歳をとっても変わらないんだな 僕は結局優しくなんか無い 人を振り回してばかり“

 ”言葉では伝えられない 僕の心は臆病だな 怖いのは否定される事“

といった、ネガティブな言葉が並んでいますが、
弱さを隠さずに表現する彼を表している曲として、ファンの中でも人気がある楽曲です。 


紹介した楽曲の一部は、
YouTube「フジファブリック Official Channel」で公開中です!
興味を持たれた方は、ぜひご覧になってみてください!


《おまけ》
もう一面の「変態性」を表している楽曲は、『銀河』(2005.2)

 ”「タッタッタッ タラッタラッタッタッ」と 飛び出した“

当時、擬音が歌詞になることに驚きました!

※変態性が高い楽曲の紹介は、割愛させていただきます。。。


ちなみに、志村正彦の急逝後も『フジファブリック』は、
残されたメンバーで活動を継続し、今年デビュー15周年を迎えました!



運営サポートグループ 新免(しんめん)

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