カテゴリー:内部監査室

さくらの花の時期が過ぎ、近くの公園では、ツツジの花が咲き始めておりました。

特に白いツツジの花が美しく、思わず持っていたスマホで写真をとりました。

色鮮やかな花の中で控えめな感じですが、存在感があり気品を感じます。

さて、今回はその写真にまつわる『身近なAI』として『Google pixelスマホ「消しゴムマジック」』をご紹介します。

企業や大学の研究所など特別なところで使われてきたAI(人工知能)技術が、ここ最近、私たちの生活の中で普通に使われるようになりました。特に最近話題の「ChatGBT」が更に身近なものにしていると思います。(ChatGPTとはOpenAIが2022年11月に公開した人工知能チャットボットのこと)

そんな中、ChatGPTよりも先に世に出た身近なAI技術として、Google Pixelスマホ「消しゴムマジック」があります。

この「消しゴムマジック」機能はTV CM等で見たことがあるかと思いますが、撮った写真で写り込んでしまった不要な部分を消す機能です。

これは本当に凄いです。ほぼ自動でこれ程までに違和感なく簡単に消えてしまうものか!!っと..

今、メインで使っていますスマホ「Google Pixel7」によるスクリーンショットで、その凄さを見ていただければと思います。

(写真1) の「鉄塔と電線、電灯」がAI処理でほぼ自動で消せます。


(写真2) AIが写真データを解析中(解析中は[削除する部分の]「候補を検出しています...」とメッセージが表示されます。)

(写真3) AI分析後「削除する候補」部分が自動で白くマーキング(写真では鉄塔と電線、電灯です)されます。
まさに消したい部分だったので「すべてを削除」をタップ

(写真4) すると、マーキング部分が周りの背景で消し込まれます。(残像のようなものがかすかに見えますが、ほぼ違和感なく見事に消えています。)そして、更に消したい部分をなぞります。なぞった部分は白くマーキング(写真では左の下のほうの看板です)されます。そして「消去」をタップ

(写真5) 不要な部分が全て消去され、これで良ければ写真を保存

この機能は、クラウド処理ではなく、全てスマホ単独で処理されているようです。

スマホに搭載されたGoogle社独自開発頭脳チップ(SoC [System on a Chip]と言いますが)の「Tensor(テンサー)」による技のようです。

他にもAI処理による「音声からの文字起こし」機能があり、とても便利で満足しています。

これは一例ですが、AIが身近になってきました。これからが楽しみです。

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